Tue.

ひとりごと

娘のリクエストで、長さ230cmのロングマフラーを織っています。

「このコートに合わせて、色はこれで、長さは長く」だそうです(^^;)


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一色の無地なので、織るのは楽ですが、
織っている最中にいろいろな思いが頭をよぎります。


***


「手織り」なのに手織りっぽくないよねえ

平織だけで、だれでも織れるし

独創的なアートでも工芸品でもないし

特にカシミアは色を合わせるだけで、
紡いでもないし、染めてもないし

これでいいのかなあ

などなど・・・・・・・・・・


それから、じゃあ、どういうものが織りたいの?  と自問自答

一番が、自分が使いたいと思うもの

大事にしたいのは、肌触り、軽さ、薄さ

色は人それぞれ、好きな色や似合う色があるので、
なるべくいろいろな色で

でもやぼったくならないように

コーディネートのじゃまにならないように

暗い色の多い冬に、お顔がきれいにみえるように

なによりも、心も体もあたたまるような

「手織り」のよさは最大限に、
でも「手織り」にみえないように


あれっ??


そうなんです。

カシミアを織り始めたころ、自分で使うのに、
「手織り」に見えない手織物をめざしていたのでした。

そういう意味では、まさに今織っているものが、織りたいもの。


とはいえ、もう少し手をかけて、
手仕事感のあるものも作ってみたいな

と思ったりもするきょうこの頃です・・














22:01 | 織る | comments (0) | edit | page top↑
Thu.

ミニマフラー増殖中

今年のイベントが終わって気持ちがゆっくりしたせいか、
試してみたいことがたくさん出てきました。

その中のひとつ、ミニマフラーの試し織り。

今までは普通に平織りにして、
サイズだけ小さくしたマフラーが多かったのですが、
千鳥格子のミニマフラーを作ってから、その肌触りに感激!

平織りでも、もう少し厚手でふんわりしたマフラーが作れないかと思って、
試行錯誤中です。


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こちらは、縮絨後にお風呂場で乾燥中のミニマフラー。


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そしてこちらは、黒の無地ですが、ふんわり感を重視して、
あえて杉綾にしてあります。


同じ糸でも、本数や密度、織り方で、
できあがりの風合いがずいぶん違います。

大きいサイズのマフラーなら良くても、
小さいサイズだとちょっと違う、ということもあります。

肌触りがよくても、柄の出かたを変えたいということも・・・

やりだすと切りがなくて、
かなりの本数を作らないと納得したものができません。

今までミニマフラーは本腰を入れて作っていなかったので、
この際、納得がいくまで作ってみようかと思っています。

次の展示会には、ミニマフラーがたくさんあるかも・・・(^^;)





13:10 | 織る | comments (0) | edit | page top↑
Tue.

真っ赤なストール

8月後半よりほとんど休みなく動いていましたが、
やっと一段落したので、きょうはゆっくりと織っています。

こんな真っ赤なカシミアのストールです。


手織り


この秋は、赤がマイブーム。

なかなか使えなかったのですが、
使ってみると、とても魅力的な色です。

いろいろな色のストールの中に置いておくだけで、
華やかで、元気な気持ちになります。

暗い色の多い冬のコートにも、とても映えそうです。

自分で使ってみたいかも・・・

柔らかいカシミアはドレープがきれいに出るので、
無地でもとてもきれいです。

無地が少なくなってしまったので、
しばらくはきれいな色の無地を織りたいと思っています。

次のイベント、「for you」でご覧ください。





11:56 | 織る | comments (0) | edit | page top↑
Wed.

絹糸の機上げ


延ばし延ばしにしていた絹糸を整経しました。


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細い絹糸を織るには、どの瞬間も緊張感があるので、
ちょっと覚悟が必要です(^^;)

今回は白一色の経糸です。

とはいえ、糸の種類は三種類で、ランダムな縞をつくっています。


FullSizeRender.jpg


自分で紡いだ糸も入れてあるので、最後まで切れないように
慎重に巻いていきます。

ここから、綜絖通し、筬通しをして、
無事に織り始めることができました。


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緯糸はアカネで染めたピンク。

シルクのピンクのストールは、
お顔の色を明るくきれいに見せてくれるので、
人気の色です。

一番上の写真の奥に写っているのは、
卓上機にかけたカシミアです。

シルクは糸が細いし、夜などはとても目が疲れてしまうので、
息抜きにカシミアの綾織を同時に進めています。


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ふんわり暖かい千鳥格子のミニマフラーです。

その他にも、ワークショップ用のサンプルを織ったりしているので、
ちょっと注意力散漫かなあ・・

でも「織り」に囲まれて、幸せな毎日です。





10:53 | 織る | comments (0) | edit | page top↑
Sun.

サンプル織り


久しぶりにサンプル織りをしてみました。





経糸の残りの短い糸を使ったので、
マスキングテープでベタベタと押さえました。

細い糸だし、本数も結構あるので、糸綜絖をかけました。

久しぶりだったので、糸綜絖、あまり上手にかけられませんでしたが、
あるのとないのでは大違い!

できたサンプルはこちらです。


IMG_0454.jpeg


出来上がってみると、わざわざサンプル作ることもなかったなあ、
という感じですが、
時々、無性にサンプル織りをしたくなることがあります。(笑)


このサンプル織りは、ビーズ織り機ですが、
もう一つ、おもちゃの織り機を購入してみました。


IMG_0452.jpeg


A4サイズぐらいの大きさで、
糸を少し長く張ることもできます。

さて、どのように使いましょうか・・・







16:55 | 織る | comments (0) | edit | page top↑
Sun.

白い布を織る


雨の日曜日、白い麻の布を織っています。


DSC06028.jpg


5mに整経した麻糸を、初めから終わりまで、
ひたすらまっすぐに織っています。

色やデザインや長さにとらわれずに、
ただ織ることってあまりないので、すごく新鮮な気分。

「織っている時は無心になっているの?」と聞かれることがありますが、
きょうは本当にそんな感じです。

晴れた日に窓の外の光を感じながら織るのが好きですが、
雨の音を聞きながら織るのも、とても心地よいです。

さて、なにを作るために織っているのかというと、

「麻のハンカチーフ」 です。

最近はタオルハンカチに押されて、
木綿のハンカチーフでさえ持つことが少なくなっています。

洗面所にはペーパータオルや乾燥機があるし、
ハンカチーフなんてめっきり出番が無くなってしまいました。

でも、これから暑い季節になって、
真っ白な麻のハンカチーフで汗を拭うなんて、
ちょっとすてきじゃないですか?

そんな情景を想像しながら、真っ白な麻の布を織っています。

「4月の三人展」でお見せする予定です。

お楽しみに・・・






15:21 | 織る | comments (0) | edit | page top↑
Sun.

真綿のストール

春一番も吹き、陽ざしが春めいてきました。

今織っているのは、こんな春らしい色の1枚です。





真綿(絹)の手紡ぎ糸を使ったストール。

「綿」という字が入っているので、
コットンかと思われる方もいらっしゃいますが、シルクです。

繭玉を煮て綿状にしたものを真綿といいます。


ここしばらく真綿の手紡ぎ糸は脇役でしたが、
今年は主役にしてみようかと思って使ってみました。

経糸はカシミアシルク、緯糸に真綿手紡ぎ糸を入れています。

緯糸は手紡ぎの糸と、糸屋さんで購入した「手引き真綿」の糸を2本取りにしています。

まぎらわしいですが、
手紡ぎ糸は、私が真綿から紡毛機で紡いだ糸、
手引き真綿は、中国で職人さんが手でひいて作られた糸です。

手引き真綿はほとんど撚りがかかっていないので、
染める時などに扱いを間違えると、繊維が絡んでしまって、
糸を引き出せなくなってしまいます。

ピンクの糸はずいぶん前に「すおう」で染めました。

とてもきれいで濃い色に染まるのですが、
水や光に耐性がないので、ちょっと心配です。

家の中に大事にしまっておくものなら問題ないのかもしれませんが、
ストールは日の光にさらされるし、お洗濯もしなくてはなりません。

雨や汗でぬれたものが服に染みてしまっても困ります。

ですので、今回のストールは仕上げで少ししっかり洗ってみて、
どうなるかみるつもりです。

もしかしたら、きれいな色がなくなってしまって、
アララ・・ということになってしまうかも(^^;)

乞うご期待!







10:49 | 織る | comments (0) | edit | page top↑