05.25.2019
自動筬通し
こんにちは
久しぶりに新しい道具を買いました。
「大管立て」と「自動筬通し」

こちらの大管立ては、今まで使っていた整経台につけて使います。
一度に巻ける糸の本数が増えて、少し楽になりました。

糸を整経したあとは、綜絖通し、筬通しがあります。
こちらは綜絖通しと筬通しが終わった状態。
今回は780本の細い絹糸を綜絖に1本ずつ通し、
そのあと1cmに9羽の筬に2本ずつ通しました。
最近目が悪くなり、この筬の目を飛ばしてしまうことが多くて
あとの始末にとても時間がかかっていました。
そこでダメ元で買ってみたのが「自動筬通し」

これです!!

筬目にぐっと差し込むと、自動的に継ぎの筬目に移ります。
言葉では説明しづらいのですが、とにかく便利!
コツをつかんだら、次の筬目に目をこらすことなく、
むしろ、全くと言っていいほど目をつかわずに筬通しができます。
最近は目が疲れて、筬通しも休み休みにしかできなかったのですが、
最後まで休むことなく通すことができました。
これがあれば、まだしばらくは細い絹糸を使えそうです。
こんな便利な筬通しを考え出してくれた人に、感謝!!
久しぶりに新しい道具を買いました。
「大管立て」と「自動筬通し」

こちらの大管立ては、今まで使っていた整経台につけて使います。
一度に巻ける糸の本数が増えて、少し楽になりました。

糸を整経したあとは、綜絖通し、筬通しがあります。
こちらは綜絖通しと筬通しが終わった状態。
今回は780本の細い絹糸を綜絖に1本ずつ通し、
そのあと1cmに9羽の筬に2本ずつ通しました。
最近目が悪くなり、この筬の目を飛ばしてしまうことが多くて
あとの始末にとても時間がかかっていました。
そこでダメ元で買ってみたのが「自動筬通し」

これです!!

筬目にぐっと差し込むと、自動的に継ぎの筬目に移ります。
言葉では説明しづらいのですが、とにかく便利!
コツをつかんだら、次の筬目に目をこらすことなく、
むしろ、全くと言っていいほど目をつかわずに筬通しができます。
最近は目が疲れて、筬通しも休み休みにしかできなかったのですが、
最後まで休むことなく通すことができました。
これがあれば、まだしばらくは細い絹糸を使えそうです。
こんな便利な筬通しを考え出してくれた人に、感謝!!
06.06.2017
夢が叶う
11.17.2016
ビュアー
久しぶりに晴れて暖かく、とても気持ちのいい朝です。
窓から差し込む朝の光の中で織るのが好きです。
でもこの色はちょっと見にくい・・・(^.^#)
日の光を利用してよくやることがあります。
織り上がったものを光にかざして、糸飛びなどをみつけること。
机上でみるより、糸の不自然な重なりがよく見えます。
今回は机の上でも楽に見えるように「ビュアー」を作りました。
「作った」というよりは「並べた」だけですが・・・
ビンを並べた上にアクリル板を置き、
下からクリップ式のデスクライトで照らしました。
簡単な道具ですが、あるとないでは大違い。
これで夜でも机の上で仕上げ作業がはかどりそうです。
11.12.2016
フリンジ ツイスター
やっと調子が出てきたと思ったら、
今度は風邪で一週間ダウン!
治るまで寝ていられればいいのですが、
途中で動いてしまったので、長引いてしまいました。
*****
新しい道具を買いました。
「フリンジ ツイスター」

織りを始めた頃から心に決めたことが2つあります。
一つは、「動力は手と足を使うこと」
つまり電動のものは使わないということです。
管巻き機なんかは途中でほしいなあと思ったことが何度かありますが、
今のところ、道具はすべて手動(足動?)のものを使っています。
もう一つは、「なるべく道具を増やさない」
これはなかなか難しくて、道具はどんどん増えていきました。
それでも手作業できるところはなるべく手で、と思っていたので、
房を撚るのも道具を使わずにやってきました。
(こちらの記事・・・ ★ )
でもだんだん織ったものがたまってきて、
そのうえ、今年は手荒れがひどくて手がガサガサ・・・
そこで思い切って以前から気になっていたフリンジツイスターを
購入しました。
ああ、もっと早く買えばよかった〜〜
なんだかめんどくさそう・・とか
私の作る房にはサイズが合わないんじゃないか・・とか
勝手に思っていたのですが、
想像以上に楽だし、きれい!!
時間的には手で作るのとあまり変わらないし、
挟んでくるくる回せばいいので、気楽にできます。
これは買ってよかったです。
今度は風邪で一週間ダウン!
治るまで寝ていられればいいのですが、
途中で動いてしまったので、長引いてしまいました。
*****
新しい道具を買いました。
「フリンジ ツイスター」

織りを始めた頃から心に決めたことが2つあります。
一つは、「動力は手と足を使うこと」
つまり電動のものは使わないということです。
管巻き機なんかは途中でほしいなあと思ったことが何度かありますが、
今のところ、道具はすべて手動(足動?)のものを使っています。
もう一つは、「なるべく道具を増やさない」
これはなかなか難しくて、道具はどんどん増えていきました。
それでも手作業できるところはなるべく手で、と思っていたので、
房を撚るのも道具を使わずにやってきました。
(こちらの記事・・・ ★ )
でもだんだん織ったものがたまってきて、
そのうえ、今年は手荒れがひどくて手がガサガサ・・・
そこで思い切って以前から気になっていたフリンジツイスターを
購入しました。
ああ、もっと早く買えばよかった〜〜
なんだかめんどくさそう・・とか
私の作る房にはサイズが合わないんじゃないか・・とか
勝手に思っていたのですが、
想像以上に楽だし、きれい!!
時間的には手で作るのとあまり変わらないし、
挟んでくるくる回せばいいので、気楽にできます。
これは買ってよかったです。
07.07.2016
ものさしづくり
ものさしをつくりました。
綿テープに、10cmごとに印を付けていきます。
前後を少し余らせて、100cmまで印を付けました。
使い方はこんな感じです。
私の場合、織れるところまで織るということはめったにないので
何センチ織れたかがわからないと困ります。
初めは布製のメジャーを使ったり、
リボンに印を付けたりしていましたが、今はこれです。
特に「無印」のシーツなどについてくる綿テープが良かったのですが、
最近はもっと細いひもの時もあるようです。残念!(^_^#
05.19.2016
ベビーウルフ
ニューフェイスのご紹介です。

今回新たに購入した織機。
シャクトスピンドル社の「ベビーウルフ」です。
ずいぶん前からいろいろ探していましたが、
やっとこれに決めました。
あまり場所を取らず、折りたたみができて、
機能的には、タイアップが楽で、
綜絖枠がしっかり開口してくれるものを探していました。
思っていたよりは存在感があります・・
ジャッキ式なので、踏み木を踏むときにもう少し重いかと思いましたが、
それほどでもなかったです。
初めて織ったのは、コットンのフェイスタオル。

すごく欲しかったのですが、
2台を使いこなせるか、ちょっと不安もあります・・・
でも、これから秋にかけて、カシミアやカシミアシルクを
いろいろと織っていきたいと思います。
楽しみです〜 (^o^)
03.03.2016
たかが杼、されど・・・
お天気もよく暖かで、穏やかなひな祭り日和ですね。

今シーズン初めての麻を織り始めました。
麻糸は摩擦に弱く、ほとんど伸び縮みしないので、
シルクやカシミアとは違った工夫がいります。
特に今回使っているのは細い単糸なので、毛羽立ちもあり、
とても切れやすいです。
伸び縮みしないので、経糸のテンションは高めにしています。
摩擦に弱いので、筬が行き来する回数を減らすために、
こまめに経糸を繰り出すようにします。
緯糸を通すときも、糸の出方や引っぱり具合に気をつけます。
シルクを織るときは杼(ひ)の下に手を添えて
緯糸のテンションを加減していますが、
麻糸の場合、それでは引っ張られすぎるようなので、
杼に「ソフトシール」というものを張ってみました。
ソフトシールというのは、片側に化学繊維の毛が貼ってあり、
裏側は粘着シールになっています。
それを切って、杼の内側に貼ると、
糸に柔らかくブレーキをかけることができます。
昔は猫の毛を貼ったらしいです・・・

思った通り、とてもいい感じに緯糸が通りました。
拡大すると、こんな感じです。

小管はスーパーで買ったストローを半分にきったもの。
小管の丸い玉のかわりに、厚紙を丸く切って入れて、
糸がからまないようにしてあります。
少しの工夫で織りやすくなったり、仕上がりがきれいになったり・・
そんな小さな工夫を考えるのが、結構好きです (^^;)
01.17.2016
粗筬立て
粗筬立てを作ってみました。

「粗筬(あらおさ)」とは、
経糸を巻き取るときに、織幅に合わせて巻けるように
少し粗めに糸を通す道具です。
私は卓上で粗筬通しをします。
今までは粗筬をぺたっと寝かせて、上から糸を差し込んでいたのですが、
最近は筬を立てて糸を引き込むようにしてみました。
そのとき粗筬を立てておくために箱で挟んだりしていたのですが、
安定しないし、すぐ倒れるしでどうにも効率が悪い。
そこで、かまぼこの板にドリルで穴をあけて、
太めのアルミワイヤーを差し込んだだけの「粗筬立て」を作りました。
使い方はこんな感じです。

経糸を床で巻き取るときもこのように使います。

大きさも手頃で、しっかり役に立っています。
もっと早く作ればよかった・・・(^^;)
道具はなくてもなんとかなりますが、
あるととっても便利!
こうしてどんどん道具が増えて行ってしまうのです(^^#)
02.22.2015
綜絖通し
綜絖通しを買いました。

上2本が今まで使っていたもの。
3本目と4本目が新しく購入したものです。

ちょっとマニアックなお話ですが、
全長は一番長いもので18cm、
一番短いのが9.5cmほどです。
先端のフックの部分は
一番上と3番目が、外径3mm、
2番目と4番目が外径2mm、
1番下は1mmちょっとです。
3mmのほうは、カシミアや少し太めの糸のときに、
2mmのほうは、シルクや麻の細い糸に使います。
今まで使っていた長いものでも問題はないのですが、
もう少し短いもののほうが効率よく綜絖通しができそうだったので、
探していました。
一番下の小さいものはユザワヤでみつけたのですが、
使ってみると、短すぎるし、フックが小さすぎました。
今回ちょうどいいサイズをみつけて、即買いです!
購入先は織り機と同じ「稲垣機料」さんです。
機織りは、段ボールや板きれがあればできますが、
反面、道具があると格段に便利になります。
機械の「機(き)」の字は、「機(はた)」という字です。
もしかしたら人類初めての機械は機織り機だったのではないかな。
そう思うと、ちょっと楽しいです(^^)
そんな道具の一部を、ホームページに載せてみました。
ホームページはこちら・・・>「studio ventvert」
興味のある方はのぞいてみてください。
02.06.2015
1本糊付け
きのうとはうってかわって、とてもいいお天気の横浜です。

こちらは先日の渋谷西武のイベントのときに
会場で紡いでいたコチニールで染められた真綿です。
スピンドルは厚紙で手作りしたもの。
全長21cmほどの小さなものです。
シルクの糸を細く紡ぐので、これぐらい軽くないと糸が切れてしまいます。
スピンドルだろうと、紡毛機だろうと、
紡いだ糸は糊付けをしないと使えません。
今まではかせにした糸に糊をつけていましたが、
乾いたあとにどうしても糸同士がくっついてしまって、
糸を痛めてしまうことがよくあります。
紡ぎながら糊をつける方法も試してみました。
きれいな糊付きの糸ができるのですが、
糊がつきすぎて糸がかたくなってしまったのと、
紡毛機の金属部分がさびてきてしまいました。
1本糊付けという方法があるのは知っていましたが、
それにはお皿に小さなビーズのようなものがついている道具がいります。
なんとかそれに代わるものができないかと
頭の隅ですっと考えていました。
今回作ってみたのはこちら。


紡いだ糸のボビンとかせ上げ機の間に糊を入れた器を置きました。
この白い器、ぬか漬け用のホーロー容器についてきた水取り器で、
器自体に小さな穴があいています。
その穴を利用して、ワイヤーで作った糸通しを爪楊枝でつり下げました。
もう少し改良がいりそうですが、とりあえず使えそう。
結果は改めてお知らせしますね。