Sun.

アナログというよりは、原始的?

9月に入ったとたんに、大きな台風。
各地で大変な雨だったようですが、みなさまご無事でしょうか?

ここ横浜は、風は強かったですが、それほどの雨量でなく、
ことなきを得ました。


*****


きのうまで、糸を紡いでいましたが、一段落したので、
きょうは、午前中、今までに織ってあったストールの房を作り、
水通しをして仕上げをしました。

 DSC020590001.jpg

風が強かったので、お風呂場に干しています。

洗って糊をおとすと、手触りがとても柔らかくなります。

一番左のタッサーシルクのストールは、
洗っても、なぜかいい匂いがします。
インドネシアの糸なので、紡いだ人の香りが残っているのか、
それとも、お蚕さんが、いい匂いの葉を食べているのでしょうか・・・?


そして、午後は整経をしました。

        DSC020600001.jpg


写真手前に写っているボタンは、糸の本数を数えるためのものです。

木枠に巻き取ってある糸を4本手に持って、
決めた長さに巻いていきます。
(今回は試し織りの分を入れて、3mの長さです。)
全部で480本の糸を作るので、120回糸をかけていきます。

そのときに使うのが、このボタンです。

下側にある紺色のボタン(大きさは無関係です)は1回、
上側にあるグレーの大きいボタンは10回。
この写真では、36回糸をかけ終わったところです。

とても原始的な方法ですが、ほかに道具もないので、
ずっとこれで数えています。

ドラム式の整経機などがあったらいいなあと思いますが、
置く場所もないので、当分このやり方でやるしかありません(^^;)

今の私にはちょうどいいペースかな。





21:17 | 制作 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑