06.06.2013
紫陽花の季節・・・

久しぶりの更新になってしまいました。
気が付くと、もう6月にはいって一週間たつのですね。
ベランダのアジサイも、きれいに咲き出しました。
この一週間、風邪で身体が動かず、きのうやっと仕事に復帰しました。
せきのしすぎで、おなかの変なところが筋肉痛です(--#)
風邪のひき始めに無理をしてしまったせいか、回復に時間がかかってしまいました。
やはり、若い頃のようにはいきませんね・・・(^^;)
*****
そんなわけで、麻のストールの制作もあまり進んでいません。
先日織っていた段染めの糸を使ったストールは、ちょっと失敗・・・
一枚は、耳の部分の糸が切れてしまってきれいに織り上がらず、
2枚目は、整経時の寸法を間違えて、長さが短くなってしまいました。
気を取り直して、次に織った白ときなりのランダムチェックは、
まだ仕上げができていないので、写真がありません。
今回の麻は、きなりの色(グレー)が少しうすくて、
チェックにしたときに、白との差があまり出ないので、
きょうは麻糸をヤシャブシでグレーに染めてみました。
麻の白ときなりのランダムチェックのストールをよくつくりますが、
次は、きょう染めた糸で、少しはっきりしたチェックにする予定です。
*****
とりとめのない記事になってしまいました。
季節の変り目、みなさまもおからだご自愛ください。
06.09.2013
麻のストール

梅雨とはいえ、とても気持ちのいいお天気の休日でした。
ベランダのばら、ブラッシュ・ノアゼットがふんわりと咲いています。
きのうきょうと、麻のストールの仕上げと糸の整理を、
そして次の麻糸の整経と経糸巻きを、
きょうは、合間にミントで糸染めもしました。
いろいろとできて、楽しかったのですが、
集中力には欠けました・・・(^^;)
きょう中に綜絖通し、筬通しをしたかったのですが、ちょっと無理そう・・・
仕上げをした麻のストールです。

白が多いのと、グレーが多いのと、2枚できました。
幅広にしたら、真夏には少し重めかもしれません。
ストールのサイズと、糸の太さと、布目の粗さ加減が悩みどころです。
細い糸で、薄くてさらっとした感触もいいし、
少し太めの糸で、ざっくりした感じも捨てがたいし・・・
次に整経した糸は細めの糸です。

先日ヤシャブシで染めた糸。
夏らしく、「キッパリ!」な感じのチェックになるといいな・・・
06.16.2013
ジューンベリー
ベランダで実のなったジューンベリーでジャムを作りました。


こちらは昨年の写真ですが、
桜の花のあとに、枝にびっしりと白い花を咲かせてくれてとてもきれい!
その花がすべて実を結ぶのではないかと思うほど、
6月にはたくさんの実をつけてくれます。
大き目の葉も、とてもきれいだし、
実にはアントシアニンがたくさん含まれているそうです。
今年は収穫した実を冷凍保存してとっておいたのですが、
量ってみると全部で200gありました。
生で食べると、甘味も酸味もあまり強くなくてさっぱりした味ですが、
ジャムにしてみたら、かなり濃厚な味になっていました。
ちなみにお砂糖は60g(30%)ぐらいです。
*****
そのあと、鍋に残ったジャムの色がとても濃かったので、
これは染めてみるしかない!
水を少しいれて、アルカリ抽出のつもりで重曹を少し入れました。
するとみるみるグレーに・・・
そこに絹糸を浸しておきました。
そして媒染はみょうばんをお湯にとかしてお鍋に投入・・・
しばらくすると、なんと薄い青緑色になっていました。

アントシアン系の色は、褪色しやすいし、
おいておくとグレーになってしまうかもしれませんが、
期待のできる染料かも・・・
来年はぜひジューンベリーの実で染めてみようと思います。


こちらは昨年の写真ですが、
桜の花のあとに、枝にびっしりと白い花を咲かせてくれてとてもきれい!
その花がすべて実を結ぶのではないかと思うほど、
6月にはたくさんの実をつけてくれます。
大き目の葉も、とてもきれいだし、
実にはアントシアニンがたくさん含まれているそうです。
今年は収穫した実を冷凍保存してとっておいたのですが、
量ってみると全部で200gありました。
生で食べると、甘味も酸味もあまり強くなくてさっぱりした味ですが、
ジャムにしてみたら、かなり濃厚な味になっていました。
ちなみにお砂糖は60g(30%)ぐらいです。
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そのあと、鍋に残ったジャムの色がとても濃かったので、
これは染めてみるしかない!
水を少しいれて、アルカリ抽出のつもりで重曹を少し入れました。
するとみるみるグレーに・・・
そこに絹糸を浸しておきました。
そして媒染はみょうばんをお湯にとかしてお鍋に投入・・・
しばらくすると、なんと薄い青緑色になっていました。

アントシアン系の色は、褪色しやすいし、
おいておくとグレーになってしまうかもしれませんが、
期待のできる染料かも・・・
来年はぜひジューンベリーの実で染めてみようと思います。
06.25.2013
再チャレンジ
しばらく麻が続いたので、久しぶりのシルクのストールです。
梅で染めた少し茶色がかったオレンジ色と白のチェックです。

いつものことですが、麻やカシミアからシルクに移るとき、
慣れるまで少し時間がかかってしまいます。
糸が細い分繊細さを要求されるからでしょうか・・・
特に今回は経(たて)糸に「手引き真綿糸」を入れているので、
毛羽立ちが多くて糸が上下に開口しにくく、
なおのこと時間がかかってしまいました。
自分で真綿を紡ぐ「手紡ぎ糸」は撚りをかけているのでそれほど毛羽立ちませんが、
糸屋さんで購入した「手引き真綿糸」はほとんど撚りがかかっていないので、
かなりしっかり糊付けしないと経糸には使えません。
今回の糸は経糸用には少し糊が甘かったようです。
このチェックのストールは以前にも同じ柄で作ったことがあります。
色と柄はとても気に入っていたのですが、
糸の選択と筬目の関係で、洗ったら少し糸が寄ってしまいました。
そこで、透明感を保ちつつ、糸が動かないものができないかと
再チャレンジしてみました。
機から下ろして洗ってみてどうなるか、ちょっと愉しみです・・・(^^)
梅で染めた少し茶色がかったオレンジ色と白のチェックです。

いつものことですが、麻やカシミアからシルクに移るとき、
慣れるまで少し時間がかかってしまいます。
糸が細い分繊細さを要求されるからでしょうか・・・
特に今回は経(たて)糸に「手引き真綿糸」を入れているので、
毛羽立ちが多くて糸が上下に開口しにくく、
なおのこと時間がかかってしまいました。
自分で真綿を紡ぐ「手紡ぎ糸」は撚りをかけているのでそれほど毛羽立ちませんが、
糸屋さんで購入した「手引き真綿糸」はほとんど撚りがかかっていないので、
かなりしっかり糊付けしないと経糸には使えません。
今回の糸は経糸用には少し糊が甘かったようです。
このチェックのストールは以前にも同じ柄で作ったことがあります。
色と柄はとても気に入っていたのですが、
糸の選択と筬目の関係で、洗ったら少し糸が寄ってしまいました。
そこで、透明感を保ちつつ、糸が動かないものができないかと
再チャレンジしてみました。
機から下ろして洗ってみてどうなるか、ちょっと愉しみです・・・(^^)
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