02.19.2017
真綿のストール
春一番も吹き、陽ざしが春めいてきました。
今織っているのは、こんな春らしい色の1枚です。

真綿(絹)の手紡ぎ糸を使ったストール。
「綿」という字が入っているので、
コットンかと思われる方もいらっしゃいますが、シルクです。
繭玉を煮て綿状にしたものを真綿といいます。
ここしばらく真綿の手紡ぎ糸は脇役でしたが、
今年は主役にしてみようかと思って使ってみました。
経糸はカシミアシルク、緯糸に真綿手紡ぎ糸を入れています。
緯糸は手紡ぎの糸と、糸屋さんで購入した「手引き真綿」の糸を2本取りにしています。
まぎらわしいですが、
手紡ぎ糸は、私が真綿から紡毛機で紡いだ糸、
手引き真綿は、中国で職人さんが手でひいて作られた糸です。
手引き真綿はほとんど撚りがかかっていないので、
染める時などに扱いを間違えると、繊維が絡んでしまって、
糸を引き出せなくなってしまいます。
ピンクの糸はずいぶん前に「すおう」で染めました。
とてもきれいで濃い色に染まるのですが、
水や光に耐性がないので、ちょっと心配です。
家の中に大事にしまっておくものなら問題ないのかもしれませんが、
ストールは日の光にさらされるし、お洗濯もしなくてはなりません。
雨や汗でぬれたものが服に染みてしまっても困ります。
ですので、今回のストールは仕上げで少ししっかり洗ってみて、
どうなるかみるつもりです。
もしかしたら、きれいな色がなくなってしまって、
アララ・・ということになってしまうかも(^^;)
乞うご期待!
今織っているのは、こんな春らしい色の1枚です。

真綿(絹)の手紡ぎ糸を使ったストール。
「綿」という字が入っているので、
コットンかと思われる方もいらっしゃいますが、シルクです。
繭玉を煮て綿状にしたものを真綿といいます。
ここしばらく真綿の手紡ぎ糸は脇役でしたが、
今年は主役にしてみようかと思って使ってみました。
経糸はカシミアシルク、緯糸に真綿手紡ぎ糸を入れています。
緯糸は手紡ぎの糸と、糸屋さんで購入した「手引き真綿」の糸を2本取りにしています。
まぎらわしいですが、
手紡ぎ糸は、私が真綿から紡毛機で紡いだ糸、
手引き真綿は、中国で職人さんが手でひいて作られた糸です。
手引き真綿はほとんど撚りがかかっていないので、
染める時などに扱いを間違えると、繊維が絡んでしまって、
糸を引き出せなくなってしまいます。
ピンクの糸はずいぶん前に「すおう」で染めました。
とてもきれいで濃い色に染まるのですが、
水や光に耐性がないので、ちょっと心配です。
家の中に大事にしまっておくものなら問題ないのかもしれませんが、
ストールは日の光にさらされるし、お洗濯もしなくてはなりません。
雨や汗でぬれたものが服に染みてしまっても困ります。
ですので、今回のストールは仕上げで少ししっかり洗ってみて、
どうなるかみるつもりです。
もしかしたら、きれいな色がなくなってしまって、
アララ・・ということになってしまうかも(^^;)
乞うご期待!
02.26.2017
カシミアと真綿のストール
先日織っていたストールの仕上げをしてみました。
経糸がカシミアシルクの紡績糸、
緯糸が手紡ぎの真綿糸です。
真綿糸は、スオウで染めたピンクと、
菜の花とチューリップで染めたクリーム色の2本取り。

スオウは色落ちしやすいので、しっかりと洗剤で洗いました。
色はかなり薄くなってしまいましたが、春らしいピンク色。
もう一枚は、グレーのカシミアシルクの糸を経糸に、
緯糸には手紡ぎの真綿糸の白を1本取りで入れました。

真綿糸の密度が違うので、質感も微妙に違います。
こちらのストールは、おおよそですが、
カシミアが40%、シルクが60%ぐらい。
春先や秋早くから使えそうな暖かさもあります。
チクチクする感じが苦手な方にもお使いいただけるかもしれません。
もう少しシルクの率が高いものも試してみたいです。
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