Fri.

新しいこと


きのうは10月に予定している、6人のグループ展の打ち合わせでした。

午前中は、スタジオを借りてDM用の写真撮影をしました。

撮影スタジオを使うなんて初めての体験で、
6人でワイワイと楽しく撮影することができました。

自分のストールも撮りたかったのですが、準備不足で、
1枚だけ撮ってみました。





こんなすてきな窓辺があったり、
漆喰の壁や、レンガの壁、おしゃれなドアなどがあって、
次回はぜひもっと時間を取って、撮影大会をしたくなりました。


午後は、南青山の「ギャラリー パレット」さんで打ち合わせ。

10月の展示会では、生まれて初めてのワークショップを
させていただくことになりました。

勝手がわからず、ちょっとドキドキです。

新しいことを始めるときは、いつも不安でいっぱいですが、
回数を重ねると、必ず上手になってくるので、
思い切って「はじめの一歩」を出してみることにします。

どのような形にするか、試行錯誤中ですが、
織りの楽しさを体験していただけるとうれしいです。

改めて告知いたしますので、
ご興味がある方は、ぜひ体験してみてください。





21:43 | 制作 | comments (0) | edit | page top↑
Fri.

糊付け


自分で真綿を紡いだ絹糸に糊をつけました。





以前はかせにした糸に糊の液を揉み込む方法でしたが、
今は、糸を糊の入ったカップを通してカセ繰り機に巻き取っていきます。

こうすることで、糸にまんべんなく糊がつき、
乾いたときに糸同士がくっついてしまうこともないので、
あとの作業がとても楽になりました。

かせごと糊をつけていたときは、乾きも遅いし、
糸を1本ずつはがすときに、
切れたり、毛羽立ったりして、かなりなストレスでした。


IMG_0484.jpg


使っている道具は、キッチンにあるものばかりです。

息子が小学生のときにどこかで絵付けした、
捨てるに捨てられないマグカップに、
箸置きの輪を5個重ねて入れて糊液をたっぷりと注ぎ、
一番下の輪に糸を通します。

このカップより大きいと輪が動いてひっくり返ってしまうので、
これがベストサイズ!!

ますます捨てられなくなりました(^^;)

重ねたバットの上の方に、糸をしごいて滴り落ちた糊をためて、
その糊をカップの中に返しながら使います。

そして糸立ては100円のカゴに編み棒を通したものです。

いろいろと試行錯誤した結果、この形に落ち着きました。

できた糸はこんな感じ。


IMG_0487.jpeg


1本ずつパラパラに仕上がっています。

これで手紡ぎの糸も経(たて)糸に使えるようになります。






10:13 | 制作 | comments (4) | edit | page top↑
Wed.

絹糸の機上げ


延ばし延ばしにしていた絹糸を整経しました。


IMG_0494.jpg


細い絹糸を織るには、どの瞬間も緊張感があるので、
ちょっと覚悟が必要です(^^;)

今回は白一色の経糸です。

とはいえ、糸の種類は三種類で、ランダムな縞をつくっています。


FullSizeRender.jpg


自分で紡いだ糸も入れてあるので、最後まで切れないように
慎重に巻いていきます。

ここから、綜絖通し、筬通しをして、
無事に織り始めることができました。


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緯糸はアカネで染めたピンク。

シルクのピンクのストールは、
お顔の色を明るくきれいに見せてくれるので、
人気の色です。

一番上の写真の奥に写っているのは、
卓上機にかけたカシミアです。

シルクは糸が細いし、夜などはとても目が疲れてしまうので、
息抜きにカシミアの綾織を同時に進めています。


IMG_0495.jpg


ふんわり暖かい千鳥格子のミニマフラーです。

その他にも、ワークショップ用のサンプルを織ったりしているので、
ちょっと注意力散漫かなあ・・

でも「織り」に囲まれて、幸せな毎日です。





10:53 | 織る | comments (0) | edit | page top↑