Sat.

初めての坐繰り


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生まれて初めて、繭玉から糸をひきました。

「坐繰り(ざぐり)」といいます。

繭玉を煮て、歯ブラシでこすって糸端を探し出して、
ひとつにまとめて巻いて行きます。

写真では見えませんが、左側に集まっている繭から
1本ずつ糸が出ていて、上に引き上げ、
かせあげ機に巻き取っています。


    DSC05862.jpg


できた糸がこちらです。


DSC05864.jpg


画像としてはいつもとあまり変わりませんが、
初めての自分でひいた座繰り糸。

うれしくて、さわったり眺めたりしてニヤニヤしています。

長さは1200mぐらいあります。

細いところや太いところがあったり、
糸継ぎがうまく行かず、絡まってしまったところがあったりで、
本番用には使えそうもありませんが、
ぜひこの糸で織ってみたいです。

いつかは自分でひいた座繰り糸と
自分で作った真綿で紡いだ手紡ぎ糸を使って
ストールを織るのが夢です。







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